明治大学ラグビー部の歴史

政治学科 6組36番 吉田 任宏

【序論(目的)】

 明大ラグビー部は大学ラグビーの名門であり大学ラグビー界を盛り上げてきた早稲田大学、慶應大学、明治大学(早慶明)の3校の1校である。その中でも明大ラグビー部は「前へ」という言葉がある。この「前へ」という言葉は今では選手だけではなく観客にも浸透しつつある。この「前へ」のラグビースタイルをこの明大ラグビー部に植え付けたのは北島忠治という監督である。北島忠治という一人の人間として興味を持ったため研究しようと考えた。この研究をすることによって今後の私のラグビー人生に何かを与えてくれるというきっかけとして本研究を進めていく。

【各章の概要】

第1章
北島忠治の生い立ち
 北島忠治は幼いころからラグビーをしていたわけではない。北島監督は元相撲部出身であった。その頃ラグビー部はまだ人気がなく人手が足りず他の部活から助っ人として手を貸してもらい試合を行っていた。北島もその助っ人の一人である。しかし、他の助っ人と北島には違うところがあった。それはラグビーというスポーツの魅力にとり込まれたところである。北島はその後相撲部を退部しラグビー部に入部した。これが明大ラグビー部北島忠治の原点である。その後の北島の生い立ちについてまとめている。

第2章
監督 北島忠治
 北島が創部時代から今日まで目指し、そして常に実行してきたラグビーは「前へ」というラグビーである。しかし、なぜ「前へ」なのか。世の中には前へ進むために横に流れたり、ステップを踏んで目の前の敵を交わして前進しようという考え方もある。しかし、北島の考え方は違う。とにかくゴール、目標に向かって一直線に走る。決して横に流れたり、交わしたりしない。とにかく真一文字に突っ走ること。これが北島の考えである。その監督北島の考え方についてまとめている。

【結論】

 この研究を通して歴史を知り、誇りを感じることができた。この論文を書きながら自身のラグビーのプレーにも参考にしつつラグビーに活かすことができた。4月からまたラグビーをするが「前へ」の精神を忘れずにプレーしていきたいと思う。

【主要参考文献】

北島忠治(1988)「明治大学体育会ラグビー部史」